ロシア連邦非常事態省極東捜索救難隊によると、サハリン州担当の同省支部を強化し、非常事態が発生した際の影響を最小限に抑えるために、計28人からなる捜索救難分隊2隊をクリル諸島に配置する。
捜索救難目的の非常事態省分隊
捜索救難分隊には、潜水作業、緊急救難作業、その他地震関連を含む非常事態の対応の際の救急作業、また自然環境での不明者の捜索作業、水域での捜索救難作業のための船や機器が与えられる予定。
隊員の日直はまず、8月20日に始まる。
クリル諸島には現在、非常事態省の特別な捜索救難下部組織は不在。ロシア本土およびサハリン島からの離れた距離や、ひんぱんかつ継続的な厳しい気象現象(暴風、台風、濃霧、荒海)が、非常事態がこの領域で発生した場合の速やかな救難隊および設備の到着を遅らせる。
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