エヴゲーニー・プリマコフ氏 死去

ロシアの外相や首相を歴任したエヴゲーニー・プリマコフ氏が26日、死去した。ロシアのプーチン大統領は、親族に深い哀悼の意を表した。ペスコフ大統領報道官が、記者団に発表した。

 ペスコフ報道官によると、プーチン大統領はプリマコフ氏と知り合いで、同志だったという。ペスコフ報道官は、プリマコフ氏について、「彼は、国家の要人であり、学者、そして政治家だった。彼は、非常に偉大な遺産を残した」と語った。

 エヴゲーニー・マクシモヴィチ・プリマコフ氏は、1929年10月29日に、現ウクライナの首都キエフで生まれた。1996年1月から1998年9月まで、ロシアの外相を務め、外交政策では、「多極化」戦略をとった。そしてプリマコフ氏は、1998年9月から1999年5月まで、ロシアの首相を務めた。プリマコフ氏は首相時代に、米国訪問をキャンセルして話題になった。1999年3月24日、プリマコフ氏は米ワシントンへ向かった。航空機が大西洋上空を飛んでいたとき、北大西洋条約機構(NATO)が、ユーゴスラビアへの空爆を開始したとの情報が伝えられ、プリマコフ氏は、大西洋上空で航空機にUターンを指示して、モスクワへ戻った。

 

*Sputnik日本より転載