世紀の契約:「ソユーズ」 欧州の人工衛星672基 打ち上げへ

ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)は、フランスのアリアンスペース社ならびに英国のワンウェブ社と、672基の人工衛星の商業打ち上げを21回行う契約に調印した。人工衛星は、打ち上げロケット「ソユーズ」で、クールー発射場(フランス領ギアナ)とバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる。ロスコスモスが25日、発表した。

 ロスコスモスによると、アリアンスペース社(本拠地:フランスのエヴリー)と、ワンウェブ社(本拠地:英ジャージー島)はロンドンで、2017年から2019年までに、モバイル衛星通信システムOneWeb用の衛星を、打ち上げロケット『ソユーズ』21基を用いて打ち上げる契約を締結した、と発表した。

 なお、少なくとも15回の打ち上げが、バイコヌールと他のロシアの宇宙基地から行われる。

 ロスコスモスは、「契約には、プロジェクトが成功裏に実現した場合、オプションとして、『ソユーズ』による追加の打ち上げが、2020年以降も、少なくとも5回行われることが規定されている」と発表した。

 

*Sputnik日本より転載


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