モスクワでホームレス生活をしているヤクート人のジェーニャさんが、動画サイト「ユーチューブ」にチャンネルを開設し、3週間で9000人の登録者を獲得した。
カメラマンと知り合い、“共同制作”
アイデアが浮かんだのは、鉄道駅でビデオブロガーのテレビ番組を見た時。ブロガーがインターネットにさまざまな材料をアップロードして、それで収入を得ているという話だった。その後しばらくしてから、カメラマンと知り合うことができた。このカメラマンは現在、ジェーニャさんに同行し、さまざまなレポートを撮影している。
ジェーニャさんは動画の中で、どこで体を洗えるか、どこで食事ができるか、どうやって缶切りなしで缶詰を開けるかなどのホームレスの生活の様子を紹介したり、自分の身の上話をしたりしている。
1本目の動画の再生回数は20万回超
24日の時点ですでに、8本の動画をアップロードしている(チャンネル「Jenya Yakut」)。1本目の動画の再生回数は20万回を超えている。ジェーニャさんはこれ以外にも、交流サイト(SNS)「フコンタクチェ」や「インスタグラム」でアカウントを開設した。本人の話によれば、すでに5年以上「モスクワを放浪している」という。
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