トレチャコフ美術館の水曜は無料

モスクワのクルィムスキー・ヴァルにあつまれ

 クルィムスキー・ヴァルの国立トレチャコフ美術館(新館)は夏季期間の毎週水曜日、入館料を無料にする。美術館広報部がロシアNOWに伝えた。

 また、新館の常設展および企画展の見学時間は、木曜日~土曜日に21時まで延長されている。新館のコレクションを広く知ってもらい、高い関心を持ってもらうことが、この新たな試みの目的。常設展では、カジミール・マレーヴィチの「黒の正方形」を含むロシア・アヴァンギャルドの傑作、社会主義リアリズム、ソ連の非公式芸術、ロシアの現代美術のコレクションが展示されている。

 トレチャコフ美術館のゼリフィラ・トレグロワ館長は、ロシアNOWの取材に対し、こう話した。「イコンや17~19世紀のロシア絵画が所蔵されているラヴルシンスキー通りの有名な建物(本館)には、いつも人がとてもたくさんいる一方で、クルィムスキー・ヴァルの建物にはあまりいない。世界的に有名なアヴァンギャルドの優れたコレクションをもってしても」

 新館では大規模な展示プロジェクトが行われている。7月26日まで開催の「ハイパーリアリズム・現実が幻想になる時」展には、1960年代終わりから1990年代初めまでのロシアのハイパーリアリズムが集められている。7月31日まで開催の「芸術の分析」展は、「モスクワのコンセプチュアリズム」の中心的な存在であるイーゴリ・マカレヴィチとエレーナ・エラギナのプロジェクトの一つ。

 

*トレチャコフ美術館のHP