シンガポール系企業が極東の港に投資か

総額240億円のインフラ投資

 シンガポールの「宝利ビチュミナ」社(中国の「江蘇宝利瀝青股份有限公司」とイギリスの「デニモテック・ホールディングス」の合弁企業)は、ロシア極東のソビエツカヤ・ガバニ市とワニノ市の港湾インフラ開発に2億ドル(約240億円)ほどを投資しようとしている。ロシアの「スプートニク」通信が、ロシア連邦極東開発省の高官の話としてこれを伝えている。

 両港はハバロフスク地方に属し、タタール海峡(間宮海峡)対岸には、石油と天然ガスの豊富なサハリン島がある。

 「バイカル・アムール鉄道がここで終了しているため、(宝利ビチュミナは)この地域に興味を持っている」と、同社投資部のイワン・トンキフ部長は話した。「ここは便利な交通と物流の拠点」

 宝利ビチュミナは港を刷新し、石油ガス輸出ターミナルを建設したいと考えている。

 トンキフ部長は、同社がこの地域の50ヘクタールの土地を求めていると話し、原材料、インフラ、税制上の優遇措置がロシア政府から与えられるのではないかと付け加えた。