サンクトペテルブルク市郊外で5日、日本とロシアの新工場「セヴェルスタリ・SMC・フセボロシュスク」のプレゼンテーションが行われる。これはロシアの鉄鋼メーカー「セヴェルスタリ」(75%)と日本の商社「三井物産」(25%)の合弁会社。
プレゼンテーションでは、新しい金属圧延加工工場の可能性が紹介される。工場では昨年10月、ロシアおよびCIS諸国初の自動車用溶接素材生産ラインが稼働開始した。
工場は、ロシア北西部、バルト三国、北欧の自動車、電気技術、機械建造、建設分野のニーズを満たすものとなっている。
工場がフル稼働になると、完成品の生産量は年間約15万トンに達する。主な圧延加工分(最大60%)は自動車メーカーに納入される。残りは建設会社および家電メーカーを含めた機械建造会社に納入される。
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