国際刑事警察機構(インターポール)が、モスクワ国立大学哲学部の女子学生ヴァルヴァラ・カラウロワさんを探している。カラウロワさんの家族の弁護士であるアレクサンドル・カラバノフ氏によると、イスラム教過激派に巧みに勧誘された可能性があるという。
「ヴァルヴァラは5月27日に消息不明になった。現在は連邦手配されており、インターポールも探している」とカラバノフ弁護士はタス通信に話している。
カラウロワさんは、ドイツ語、英語、アラビア語、ラテン語の複数言語を完全に習得していた。哲学部では東洋の文化と宗教を学び、イスラム教についての本をたくさん読んでいた。「家からは普通の格好で出かけ、途中で伝統的なイスラムの服装に着替え、関連のイベントを訪問していた、と話す目撃者がいる」とカラバノフ弁護士。
ロシア連邦保安庁のアレクサンドル・ボルトニコフ長官は先に、約1700人のロシア連邦市民がイラクで戦闘員として戦っていると述べていた。
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。