中国が「シベリアの力」建設開始

ガスプロムが中国側のガスパイプライン着工について明らかに

 東シベリアの天然ガスを極東経由で中国に供給するガスパイプライン「シベリアの力」。中国がその中国側の部分の建設を開始した。

 「ロシアからガスを輸入するためのパイプラインの建設が先週、中国で正式に始まった。第1ジョイントの溶接は6月末に予定されている」とのプレスリリースをガスプロムが出している。

 5月下旬、ガスプロムは「シベリアの力」が2015年に43~50キロ建設される予定であり、「中国石油天然气集団公司(CNPC)」が早ければ6月にも中国でパイプラインの建設を始める可能性があると伝えていた。ガスプロムとCNPCは昨年11月、中国への西側経由のガス輸出に関する覚書を結んだ。初期段階では、この領域の中国へのガス供給量が年間300億立方メートルになる可能性がある。

 両社は昨年5月、「シベリアの力」分岐パイプラインを利用した、東部経由中国向けの天然ガス30年供給契約も結んでいる