チャイコフスキー交響楽団が日本公演

広島では被爆70年チャリティー・コンサートも

 P.I.チャイコフスキー・ボリショイ交響楽団(旧モスクワ放送交響楽団)が、日本公演を行う。

 26日の福岡県「アクロス福岡」での公演を皮切りに、27日の広島県「広島文化学園HBGホール」での被爆70年チャリティー・コンサート、28日の東京都「サントリーホール」、30日の兵庫県「兵庫県立芸術文化センター」での公演を経て、31日の東京都「サントリーホール」でフィナーレを飾る。

 最終日の31日のコンサートは、「四季」op.37b、組曲「くるみ割り人形」op.71a、交響曲第5番ホ短調 op.64からなる。

 今年はチャイコフスキー生誕175周年にあたることから、プログラムはチャイコフスキーの作品のみで構成されている。

 芸術監督で首席指揮者であるウラディーミル・フェドセーエフ氏はこう話している。「我オーケストラにとって、私個人にとって、日本を訪問することは常に大きな喜び。今日のツアーはチャイコフスキー生誕175周年と第二次世界大戦終戦70周年にささげられている。これに関連して、広島でのチャリティー・コンサートには特別な意義があると考えている。このコンサートでは、犠牲者のために、チャイコフスキー交響曲第6番が奏でられる」

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