元ボリショイ劇場のプリマ、プリセツカヤさん死去

  現代最高のバレリーナと言われた元ボリショイ劇場のプリマ、マイヤ・プリセツカヤさんが、5月2日、ドイツで心臓発作のため亡くなった。89歳だった。ボリショイ劇場のウラジーミル・ウリン支配人がタス通信に伝えた。

 「プリセツカヤさんの夫で作曲家のロジオン・シチェドリンさんが私に電話してきた。彼女は重い心臓発作で亡くなったとのこと。医師団は彼女を救うために戦ったが、どうにもできなかった」。こうウリン支配人は語った。

 マイヤ・プリセツカヤさんは、1925年モスクワ生まれ。

 近年の彼女の活動は、世界的に有名な作曲家で、ソ連人民芸術家の称号をもつ夫シチェドリンさん(83歳)の公演と関係したものが多かった。また、ベジャールが彼女のために振付けた「アヴェ・マイヤ」もしばしば踊っていた。

 プリセツカヤさんの偉大な功績については、ロシア内外で多くのことが語られ、数々の賞を授与されている。レーニン章(1964)、アンナ・パヴロワ賞(1962、パリ)、同じくフランスの芸術文化勲章(1984)とレジオンドヌール勲章(1986、2012)、スペイン芸術文学勲章(1991)、「リトアニアへの貢献に対する騎士大十字章」(2003)、ロシアの「舞踏の魂」賞(2009年)、その他多数。また2006年には、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞している。

*元記事(露語)