北朝鮮の金正恩第1書記は、モスクワで5月9日に行われる対ドイツ戦勝70周年記念式典を欠席する。
「金正恩第1書記は平壌に留まる決定を行った。対ドイツ戦勝70周年記念式典には参加できない。外交ルートを通じてこの決定が伝えられた。北朝鮮国内の事情を受けて本人が決定した」と、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は記者団に語った。
韓国の朴槿恵大統領もこれより前に、モスクワ訪問を見送る決定を行っていた。韓国メディアによると、韓国の国会議員は大統領のロシア訪問の必要性を訴えていた。モスクワで北朝鮮と韓国の首脳が会うことができれば、両国の関係構築と朝鮮半島統一への第一歩になるという。
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