国際的なクレジットカード会社「JCB」(日本)と「銀聯」(中国)は、昨年のアメリカによる経済制裁の対象になっているロシアの「SMP銀行」との提携を拒んだ。SMP銀行のエレーナ・ドヴォロヴィフ副総裁が、「銀行カード:実践と変革」会議でこれを伝えた。
アメリカのクレジットカード大手「Visa」と「MasterCard」は昨年夏、対ロシア経済制裁を受けて、SMP銀行、「インベストキャピタルバンク」、バンク「ロシア」、「ソビンバンク」などのロシアの銀行に対するサービスの提供を停止した。
ロシアではその後、自国の「国家決済カード・システム」の創設に関する法律が施行された。この法律は、国際的な決済システムに対し、ロシア国内への処理の移管を義務付けている。
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