OMONがロシェン工場への入場を遮断

 ロシア内務省の特殊部隊である特別警察隊(OMON)は現地時間の1日朝、モスクワの南南東に位置するリペツク州の「ロシェン」工場敷地内への入場を遮断した。タス通信がOMON関係筋の話としてこれを伝えている。「ロシェン」工場は、ウクライナのポロシェンコ大統領の所有。

 同様の状況は3月にも起きていた。モスクワ警察はこの時、リペツク州にあるロシェンの2工場を封鎖。これは著作権侵害に関する刑事事件の捜査と関連していた。

 ロシアの大手製菓グループ「合同製菓」は、ロシェンが「ラストチカ(ツバメ)」ブランドを違法使用したとして告訴していた。

 

会社概要 

 「ロシェン」は世界有数の大きさを誇る製菓メーカー。創設したのはウクライナのペトロ・ポロシェンコ大統領で、主要株主でもある。ロシェンは2001年、「リペツク菓子工場」の株式を取得。リペツク州のリペツク市およびセンツォヴォ村の2工場で複数の製品が生産されている。ロシェンのデータによると、同社のロシア市場における昨年のシェアは約7%。