プーチン大統領は次のように語った。
「ブルガリアから未だに許可を得られていないため、ロシアはこの計画の実現を続けられない。つまり、今重要なのは、このパイプライン網の黒海への建設に着手することだ。しかしブルガリアから許可を得られないとそれが始められない」
プーチン大統領はブルガリアに対し、EUから逸失利益の補償を求めるよう提案した。
「ブルガリアは主権国家として行動する権利を奪われているのかも知れないが、もしそうでも、欧州委員会から逸失利益分の補填を要求することくらいはしたら良かろう。トランジット料金だけでブルガリアは年に4億ユーロ手に入れられるはずだったのだから」
ロシア自身は「サウスストリーム」計画について準備万端である、とプーチン大統領。
プーチン大統領は、「サウスストリーム」に関するEUの立場は非建設的であり、そのためロシアは他の地域にエネルギー輸送先を切り替え、またはLNGに軸足を置き替える、と語った。
*「ロシアの声」より転載
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