ロシア、OPECに石油採掘を減らすよう求める

ロシアはOPEC(石油輸出国機構)に対し、ロシアにおける石油の年間生産量を1500万トン、OPEC諸国におけるそれを7000万トン、同時に減らす提案を行う意向を固めた。ロシア政府内の情報。

 この提案はこれまで支持を得られていなかったが、先週、ベネズエラのラミレス外相がモスクワを訪問したことで、新たに刺激を受けた。外相はロシアのノヴァク・エネルギー相に対し、石油生産量の低減でロシアもベネズエラも経済に大きな影響が出るとした上で、採掘量を減らすことを提案した。OPECが状況を舵取りしていることは間違いないが、一方的に採掘量を減らす用意はOPECにはないようだ。

 

*「ロシアの声」より転載 

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