フグを黒海のセバストポリ港内で捕獲

黒海のセバストポリ湾内で釣り人が2匹のフグを捕獲した。これまで黒海でのフグの生息は確認されていない。南洋生物学研究所のアレクサンドル・ボルタチョフ上級研究員がロシア通信に伝えた。

黒海での生息はこれまで未確認

 ボルタチョフ上級研究員によると、これらのフグは、岸壁のすぐ近くで捕らえられた。その特異な形状が釣り人の注意を引き、「不思議な魚」は南洋生物学研究所に届けられた。ボルタチョフ上級研究員によると、セバストポリ湾内でのフグの出現は大きな謎だという。「どうやら、この2匹は数ヶ月間ここにいたようだ。どうやってここに紛れ込んだのかは解明できないだろう。フグは暖かい水を好むのに、セバストポリ沿岸の海水はここ3週間ほど急激に下がっている…。これは非常に危険な種類で、素手で触らないほうがいい。今2匹は実験室に移されており、何を摂食してきたか、黒海の環境が何らかの影響を及ぼしたかなどを調べることになる」。ボルタチョフ上級研究員はこう語った。

 

記事全文(露語) 

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