黒海での生息はこれまで未確認
ボルタチョフ上級研究員によると、これらのフグは、岸壁のすぐ近くで捕らえられた。その特異な形状が釣り人の注意を引き、「不思議な魚」は南洋生物学研究所に届けられた。ボルタチョフ上級研究員によると、セバストポリ湾内でのフグの出現は大きな謎だという。「どうやら、この2匹は数ヶ月間ここにいたようだ。どうやってここに紛れ込んだのかは解明できないだろう。フグは暖かい水を好むのに、セバストポリ沿岸の海水はここ3週間ほど急激に下がっている…。これは非常に危険な種類で、素手で触らないほうがいい。今2匹は実験室に移されており、何を摂食してきたか、黒海の環境が何らかの影響を及ぼしたかなどを調べることになる」。ボルタチョフ上級研究員はこう語った。
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。