NATO ロシア国境付近への軍事インフラの接近を続ける方針

北大西洋条約機構(NATO)は、「部隊の即応性の拡大と、ロシア国境付近への軍事インフラの接近を続ける方針」。ロシアのグルシコNATO大使が、コメルサント紙のインタビューで述べた。

 グルシコ大使は、9月に英ウェールズで開かれたNATO首脳会議で確立されたこのようなアプローチについて、「欧州全土の地域的次元における緊張を高め、軍事的安全保障を損ねる」との考えを表している。

 大使は、NATOは自分の手で軍事的出来事のリスクを高め、他の国よりも声高に「ロシア側からの軍事的脅威について吹聴」し、自国領土に部隊を展開させる方法で追加的な防衛を求めた国々などの安全保障を弱体化させていると指摘した。

  またグルシコ大使は、NATOの強化された部隊構成は、「我々の軍事計画で考慮され、ロシアあらゆる脅威に対する信頼性の高い防衛を確保するために、必要なすべての措置を講じる」と約束した。

  グルシコ大使また、NATO加盟国は、ロシアの「悪魔化」を継続するとの見方を示している。

 グルシコ大使によると、現在のNATOの精力的な活動は、アフガニスタンにおける活動の完了、および、「部隊の足並みをそろえるための常時稼動している大規模な演習場の損失」と関連している。

 大使は、「『東ウイング』強化計画は、ウクライナの出来事のあらゆる文脈抜きに、ずいぶん前から準備されていたものだ」との考えを表している。

 グルシコ大使は、ウクライナとNATOの協力活発化について、「ウクライナが陥った非常に深刻な危機から抜け出すための平和的な政治的解決策の模索という課題」と矛盾していると考えている。

 

*「ロシアの声」より転載 

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