ロシアの映画が東京国際映画祭で受賞

アレクサンドル・コット監督の映画「草原の実験」が、第27回東京国際映画祭で、WOWOW賞と最優秀芸術貢献賞を受賞した。

 「映画とは何よりもまず映像であり、私達もこの映画を撮りながら、そのことを示そうと努力した。受賞もそれが評価されたものと思う」。コット監督は、受賞のセレモニーでこう述べた。

 舞台は、カザフスタンの広大な草原。主人公は父と娘。彼女は、二人の青年に恋されて三角関係に巻き込まれ、事態は全く予想外な方向に進んでいく。1949年にカザフスタンで起きた実話にインスパイアされたというコット監督は、盲目的な情熱が行き着く先を示してくれる。

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