ロシア、ガス交渉継続の条件を提示

ロシア、ウクライナ、EUはブリュッセルで30日未明に行われた3者協議で、キエフへのガス供給について合意を結べなかった。

 キエフがガスへの支払に関して財政的な保証を行うことを条件に交渉は30日夕方、継続される。ロシアのアレクサンドル・ノヴァク・エネルギー相が交渉の第1ラウンドを振り返って述べた。

 21日の交渉でも来年3月までの期間のいわゆる「冬ガス計画」への調印はなされず。ウクライナ側がロシアからの追加供給に対して支払うべき160万ドルを支払えない状態のためである。EU側もウクライナへの財政支援を供与せず、また供与の責任を認めなかった。

 ロシアのプーチン大統領が24日語ったところによれば、ロシアは今冬のロシア産ガスの供給に対する対価についてEUがウクライナに提供する支援に関して、3つの方法を提示しているが、3つとも拒否されている。

 冬季計画は今冬のロシア産ガスのウクライナへの供給再開およびEUへの無障害トランジットの保障に関するものである。

 

*「ロシアの声」より転載 

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