タバコの値上げは、タバコ1箱の価格の70パーセントは間接税であるべきだとする世界保健機関(WHO)の勧告がロシアで承認された場合に実施される。なお現在、間接税の割合は40パーセント未満。
モスクワで開かれたたばこの規制に関する世界保健機関枠組条約締約国会議では、締約国179か国が全会一致で間接税の引き上げに合意した。なお、この決定は正式に批准される必要がある。「イズヴェスチヤ」紙が報じた。
消費者連盟のドミトリー・ヤニン理事長は、保健医療への政府支出の削減が行われているため、ロシアにおけるタバコの間接税引き上げは特に重要だとの考えを表している。またヤニン理事長は、このような形で得られた資金は、喫煙対策だけではなく、医師の給与増額にも充てることが可能だとの見方を示している。
*「ロシアの声」より転載
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