鳩山元首相「日本外交は米配慮」

鳩山由紀夫元首相は13日、ロシア下院(国家会議)を訪問し、セルゲイ・ナルイシキン下院議長と会談を行った。

 鳩山元首相は2件の提案を用意していた。

 1件目はウラジーミル・プーチン大統領に宛てられたもの。鳩山元首相はナルイシキン下院議長を通じて、2月に日本で開催される「ロシア文化フェスティバル」に合わせて訪日するよう、プーチン大統領に要請。

 秋に予定されていた訪日が延期されたことについては、「現在の条件で日本訪問を実現することがプーチン大統領にとって難しいことはわかっている」と述べた。鳩山元首相によると、自身が日本組織委員会委員長を務める「ロシア文化フェスティバル」が、来年で10年の節目を迎えるという。鳩山元首相は開会式にナルイシキン下院議長も招待。日本側はフェスティバルを続け、次の2017年から2021年までの5ヶ年計画に関する協定を結ぶことに関心を持っているという。

 2件目はロシアの議員に直接的に宛てられたもの。それは日本が参加した対ロシア制裁発動が正しかったのかについて話し合う、ロシアと日本の国会議員の会合の実施。

 鳩山元首相は、この問題でも、他の問題でも、日本政府、特に日本外務省が「アメリカに対して常に配慮をしなければならないという状況に陥っている」ことを明らかにした。日本の外交は自立性を失っており、これが日本を必ずしも幸せにしない可能性があることを指摘。日本がウクライナ情勢の評価において、「ロシアの感情」に配慮することなく、アメリカに同調したことを残念だと述べた。「真実を知り、理解する必要があるが、日本ではそれが不足している」と鳩山元首相。

元記事(露語)