シベリアに”ノーベル”一貫工場

発光ダイオード(LED)技術の一貫工場が、シベリア西部のトムスク市に建設される。青色LEDを発明した日本人物理学者は今年のノーベル物理学賞を受賞している。

 「ノヴィエ・テフノロギイ・スヴェタ(光新技術)」社(ロシアの国営加工・生産・輸出企業「ロステフノロギー」のホールディング「ロスエレクトロニカ」の傘下)のフョードル・ボヤルコフ社長が、建設について明らかにした。

 「工場建設は現在、設計段階にある。プロジェクトの技術ソリューションは作成済みで、建設ソリューションおよびエンジニアリング・ソリューションに取り組んでいるところ。建設自体は国家鑑定に合格した後始まる。工場はロシア初のLED一貫量産工場になる予定」。生産にはヘテロ構造形成も含まれるという。

 建設場所はトムスク経済特区。プロジェクトの総額は91億ルーブル(約273億円)。これにより、LEDクリスタル、白色LED、また70%のLED照明を国産に切り替えることができる。

 

元記事全文(露語)

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