両者は会談の中で、沿海地方の投資プロジェクトへの三井物産の参加、また相互協力などについて話し合いを行った。
ウソリツェフ第1副知事は、三井物産が沿海地方に進出したもっとも古い外国の会社であることに言及。ウラジオストク支店はソ連時代から活動している。
沿海地方関係者によると、主な課題は投資のためのより快適な条件の確保、合弁プロジェクト実現のためのインフラ整備だという。
田中支店長は、三井物産がすでに、ウラジオストクの自動車会社「ソレルス」と共同で、トヨタ「ランド・クルーザー・プラド」の組立て事業を実現していることを伝えた。また、非公開株式会社「VNHK(東石油化学会社)」および液化天然ガス工場の創設などの大型プロジェクトへの参加、また木材加工および水産加工の分野への投資の可能性も検討しているという。
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。