「このアプリは、他の外国語を学習したことのない人や、日本語を学習するために英語を勉強する気のない人にとってとても便利です」とベロゼロワ氏は説明する。「私自身、日本語を勉強したときに、既にある似たようなプログラムは、私には不便だと分かりました。それなら自分に便利なアプリを作ろうじゃないかと思ったのがきっかけです」
日本の国際交流基金と財団法人日本国際教育支援協会が運営する日本語能力試験-JLPTは、N1~N5の五段階だが、今のところアプリは、一番簡単なN5にしか対応していない。しかし、近日中にN4対応のアプリを追加するという。ダウンロードは無料で、開発者らの調べによると、既に500人以上がダウンロードした。
「ペルミで、青年フォーラム『ロシアと日本:歩み寄り』の開催準備が行われていたとき、ペルミ地方には、日本語の通訳がいないことが分かったので、2013~2014年の学年度に、選択科目として日本語講座が設けられましたが、40人の受講生のうち修了できたのはたったの25人でした」。ペルミ地方教育省・高等教育課のコンサルタントであるリディア・ヴォルコワ氏はタス通信に語った。同氏は、講座を終了した人たちは、学習の継続を希望しているので、このアプリはとても助けになるだろうと述べた。
*記事全文(露語)
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