「日本政府が発表した、いわゆる追加制裁については、実に残念というよりほかはない。ロシアへのこの種の圧力は、法的な根拠もないばかりか、建設的でもないと、私はこれまで再三述べてきた」。29日、ナルイシキン議長はこう記者団に語った。
同議長の意見によれば、日本政府のこのような政策では、ウクライナ国民を助けることはできない。同国は、完全な内戦状態に陥っており、日々、一般市民が同国人であるウクライナ軍の手で亡くなっている」
ナルイシキン議長は、6月初めに訪日して日本の国会議員らと会合したことにも触れ、こう述べた。
「日本の国会議員の多くは、十分に建設的かつ冷静、客観的に状況を判断しているように思われたが、この“制裁”は逆のことを物語っている。日本はなぜか、信頼できるパートナーである大国ロシアとの関係を左右する鍵を他国に預けてしまった」
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。