ロシアとキューバ ルルデス基地のロシアへの返還について合意

ロシア及びキューバ両政府は、キューバのルルデスにある電子情報収集施設をロシアが再び利用する事に関し、原則的合意に達した。15日、新聞「コメルサント」が伝えた。

 今後施設は、ロシア国防省及び軍参謀本部の管轄下に置かれるが、これについて両者は今のところ、いかなるコメントも出していない。

  ルルデス無線電信基地は、1967年から使用され始め、初めはソ連、崩壊後はロシア連邦が使用したが、2001年、ロシア政府が米国政府の要求に歩み寄り、基地は廃止となった。

 施設は、米国沿岸から約250キロの場所にあり、その近さゆえに、冷戦時代「仮想敵国」の領土のかなりの部分の放送電波を制御する事が可能だった。

 

*「ロシアの声」より転載 

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