三菱重とロステフが共同エコ事業

スヴェルドロフスク州エカテリンブルク市で開催中の国際産業見本市「インノプロム2014」で、日本の三菱重工業、ロシアの国営加工・生産・輸出企業「ロステフ」、科学・生産企業「マシュプロム」の代表と、スヴェルドロフスク州の経済特区「チタン・バレー」の代表が、ロシアでエコ産業を共同で発展させる、予備的合意書に署名した。チタン・バレー広報部がロシアNOWの取材に対して、これを明らかにした。

ゴミ・リサイクル業界の発展の口火を切るもの 

 このプロジェクトは、日本の最新ゴミ・リサイクル技術を、ロシア全土に導入するもの。

 計画には、最初の試験的な工場「G&AM」を建設するための実現可能性調査、スヴェルドロフスク州での日本とロシアの合弁企業設立、チタン・バレー入居者のステータスの受け取りが含まれている。

 チタン・バレーのアルテミイ・クィズラソフ最高責任者によると、日本側の提案は、ロシアにとって新しいハイテク・エコ機械建造分野およびゴミ・リサイクル業界の発展の、口火を切るものだという。「経済特区にこのような企業が入居することで、このソリューションが経済的に有利なものになる。我々は提案をただ支持するだけでなく、システムの構築作業、プロジェクトの経済的および環境的整備に直接的に関与する」

 「ロステフ」の子会社である「全国環境会社」のタチヤナ・スコリク最高責任者はこう考える。「ロシアでは今日、エコの問題が非常に注視されている。ロシアの製造業第三世代のゴミ・リサイクル工場を建設する可能性を、日本側の提案が与えてくれる」

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