モスクワ 6月初めとしては117年ぶりの暑さ

4日、モスクワ市北部「全ロシア展示センター」内にある首都を代表する気象観測所で、13時までに28,1℃が記録され、117年ぶりにこの日の最高気温が更新された。夕方までに、さらに気温が上がる可能性がある。

 これまでの最高は、1897年6月4日に記録された27,9℃だった。

 ここ最近のモスクワの天気を決定しているのは、街を覆う強力な高気圧で、大気は大変乾燥しており、日中の湿度は20%以下と、半砂漠あるいはまさに砂漠のような状態だ。

  昨日3日の最高気温は、30℃に達した。こうした暑さは、6月初めとしては異常だが、1921年には31,4℃という、いまだ破られていない記録が残っている。

 なおモスクワの気象専門家らは、金曜日6日には、気温はさらに上がり32℃になるかもしれないと予測している。

 

*「ロシアの声」より転載 

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