ロシアの決済システムは、日本のクレジットカード会社「ジェーシービー(JCB)」と中国の「銀聯(UnionPay)」に基づいて作られる可能性がある――。プーチン大統領が、 ロシア第2の銀行、VTB(対外貿易銀行)のアンドレイ・コスチン頭取との会談のなかで伝えた。また、ロシアの決済システムの管轄省庁は、外国のパートナーと協定を結ぶことになると、プーチン大統領は付け加えた。ロシア通信が報じた。
プーチン大統領「露決済システムはJCBと中国の「銀聯(UnionPay)」に基づいて作られ得る」
これに先立って、コメルサント紙は、JCBがロシア市場に参入する計画であると伝えていた。現在のところ、JCBのクレジットカードは、日本、中国、韓国の3カ国のみで利用されているが、その人気度は「ビザ(Visa)」と「マスターカード(Mastercard)」のような巨大企業をも上回る。日本側は、JCBのロシア市場参入は既に2013年から計画されているとしている。
*以下の記事を参照。
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