日本の議員連盟 サハリンと日本を結ぶ6000億円のガスパイプライン計画を提案

 自民党衆院議員の竹本直一氏が事務局長を務める「日露天然ガスパイプライン推進議員連盟」は、サハリンと日本を結ぶガスパイプライン計画を、秋に予定されているプーチン大統領の日本訪問に合わせてロシア側に正式に提案できるよう、安倍首相の理解を得ようとしている。竹本事務局長が、ブルームバーグとのインタビューで語った。

  2013年5月に設立された「日露天然ガスパイプライン推進議員連盟」によると、総事業費は最大6000億円と試算されており、準備開始から5年以内で開通が可能だという。ガスパイプラインの総延長は1350メートル。パイプラインは、サハリン島南端から北海道、東北を通り、東京から約150キロの茨城県日立市まで敷設される。海峡部分は海底に敷設される。

  輸送量は、年間200億立法メートル、LNG換算で1500万トンとなる見込みで、昨年度のLNG輸入量の約20パーセントに相当するという。

 

*「ロシアの声」より転載 

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