会談を総括し、プーチン大統領は、ウクライナの連邦化を支持する人々に対し、5月11日に予定されている地域の自決に関する住民投票を延期するよう求め、現キエフ政権とウクライナ南東部の代表達が参加する「円卓会議」実施計画を支持した。
その際プーチン大統領は「ロシアは紛争の一方の側につくつもりはなく状況を袋小路に追い込んだ西側の行動の後始末をするつもりもない」と述べ「問題解決の鍵は、モスクワではなくウクライナにある。ウクライナの国内対話を通じてのみ解決は可能だ」と強調した。
又プーチン大統領は「ロシアは、ウクライナ国境から定例演習実施地区へ自国部隊を撤兵させた」と伝えた。これにより大統領は、ロシアが地域の緊張を高めているとの欧米の非難に応え、ロシア政府が紛争のエスカレートを望んでおらず、紛争収拾に向け現実的努力を傾けている事実を示した。
*「ロシアの声」より転載
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