2月22日、ウクライナ最高会議は、ヴィクトル・ヤヌコヴィッチ大統領解任を決議し、その後、同国最高検察庁は、ヤヌコヴィッチ氏を国際指名手配した。複数の報道機関は、同氏がロシアに潜伏していると報じていたが、今日26日、露政府筋が、同氏の求めに応じたと、ロシア通信に伝えた。
ヤヌコヴィッチ氏自身は、ウクライナで政権を奪取した“過激主義者”の行動から自らの身の安全を守ってくれるよう露当局に依頼したと、ウクライナ国民向けの演説で述べた。
「ウクライナの多数の都市では、過激主義が荒れ狂っている。私および私の支持者に対しても制裁を加えるとの脅迫がなされたため、過激主義者の身の安全を守ってくれるよう露当局に依頼せざるを得なくなった」
一方、ロシア通信に対し露政府筋が伝えたところによると、露側はヤヌコヴィッチ氏の求めに応じたという。
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