日本が極東LNG事業に資金援助か

日本はサハリンとウラジオストクの液化天然ガス(LNG)事業に自国の企業を参加させ、事業推進のための資金援助を行いたいと考えている。

 213日の衆議院予算委員会で、茂木敏充経済産業相がこれを明らかにした。「国家レベルでこの事業に資金援助を行いたい。特に日本国際協力銀行(JBIC)の協力を得て」。

 日本はロシア極東のLNGプロジェクトに高い関心を持っている。「ロスネフチ」のサハリンの新工場から出荷される最初の500万トンの買い手に、日本は含まれている。出荷時期は20182019年の予定。

 サハリン州のアレクサンドル・ホロシャビン知事は1月末、東京で開催された国際シンポジウム「アジアスーパーグリッドによる国際連系の可能性」に出席し、講演を行った。日本側が特に興味を示したのは、LNG分野における日露協力の展望。

 日本はガス需要の100%LNGとして輸入し、その輸入量で世界第1位になっている。昨年のLNG輸入量は過去最大の8749万トンだった。

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