安倍首相のソチでの記者会見の要旨

プーチン大統領との間で信頼関係が醸成されつつある点を指摘した日本の首相

 日本とロシアは、できるだけ早く、存在するすべての難題を解決し、平和条約を締結したいと考えている。これについては、日本の安倍晋三首相が、ソチでの記者会見で述べた。

 同首相は、両国間に未だに平和条約がない状況は「厳しい現実」であるとしたうえで、この問題を解決する必要がある点を強調し、次のように述べた。「われわれは、この問題を次の世代に先送りしたくない。そうした可能性があるならば、できるだけ早くそれを解決する必要がある。日本政府は、すべての関係においてロシアとの協力を発展させていく。われわれの基本的姿勢は、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結することだ」と述べた。

 安倍首相は、ドミトリー・ペスコフ・ロシア連邦大統領報道官が明らかにしたところでは、645日にソチでの主要八カ国(G8)首脳会議の際に行われるプーチン大統領との次の会談において南クリル(北方領土)に関する問題を取り上げることを約束した。

 安倍首相は、また、プーチン大統領との間では個人的な信頼関係が醸成されつつあるとして、「プーチン大統領は、オリンピックの開会式に出席したことに対して私に感謝の念を表した。われわれは、個人的な信頼関係が醸成されつつあるとてもよい雰囲気のなかで胸襟を開いた会談を行った」と述べ、露日関係には計り知れないポテンシャルがある点を指摘した。