茂木経済産業相が訪露

茂木敏充経済産業相が、25日からモスクワを訪れている。石油とガスの安定供給の確保、投資プロジェクトの拡大などが訪問の目的。

 25日にウリュカエフ経済発展相と会談した茂木経済産業相は、26日にアレクサンドル・ノヴァク・エネルギー相およびアレクサンドル・ガルシカ極東発展相とも会談する。ノヴァク・エネルギー相とは、両国の石油・ガス分野における協力について話し合う予定。

 福島第一原子力発電所事故後、日本の電力需要の3分の1をまかなっていた原発がすべて停止した。これに関連して、日本は鉱物燃料の輸入量を大きく増やしているが、液化天然ガス(LNG)が貿易赤字拡大の原因になっていることなどから、燃料の価格を最大限に抑えたい考えだ。ロシアは現在、日本のLNG市場の9%を占有しているが、専門家の予測によれば、今後これが拡大するという。ウラジオストク市近郊とサハリン州のLNG工場建設プロジェクトへの参加に、日本企業は関心を持っている。

 日本側はがん専門病院をモスクワで建設することについての覚書など、投資分野で複数の合意書に署名を行う見通し。