舞鶴沖での日本の海上自衛隊とロシアの太平洋艦隊の共同訓練

日本の海上自衛隊は、今日、12月16日から20日まで、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラドフ」、給油艦「イルクト」、曳船「カラル」からなるロシア太平洋艦隊の船隊が、海上自衛隊・舞鶴基地を訪問する、と発表した。

 日本の海上自衛隊の本部でタス通信に伝えられたところでは、太平洋艦隊の艦船は、12月18日から20日まで、舞鶴沖での共同捜索救難訓練に参加し、日本側からは、護衛艦「しらね」、ミサイル艇「はやぶさ」、補助艦艇が参加する。

 訓練の過程では、とくに、シグナルの交換や遭難者の救助の際の連携が強化される。14回目を数える今回の訓練では、また、海賊船とみられる船舶を検査する際の手順も確認される。

 今年、先に、ロシアの国防省と日本の防衛省は、アデン湾で共同訓練を実施することで合意したが、この訓練では、もっぱら海賊やテロを取り締まる際の連携の強化が図られる。

 

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