モスクワにスクランブル交差点

モスクワ市に来年、スクランブル交差点が50カ所敷設される。敷設場所一覧を作成したのは専門家センター「プロボク・ネット(Probok.net)」。この一覧はモスクワ市交通部と道路交通計画センターに提出された。

 もっとも多い11本のスクランブル交差点が敷設されるのは北行政管区。次に中央行政管区の9本、西行政管区と東行政管区の各6本、北東管区の5本と続く。トロパリョヴォ・ニクリノ地区、ハモヴニキ地区、サヴョロフスキー地区に4本ずつ、オトラドノエ地区、ユジュノエ・ブトヴォ地区に2本ずつお目見えする。

 敷設場所は市民の要望にもとづいている。「市民から約150件の提案が送られたので、我々はその中から50件を選んだ」とプロボク・ネットの関係者は話す。最大4車線の道路で、芝生をまたがないといった、いくつかの選定基準があったという。

 

スクランブル交差点とは

 スクランブル交差点では、歩行者が横断歩道を渡っている間、車両用信号機は全方向で赤になる。通常の交差点では、斜め向かい側(対角線上)に渡るときには、道路を縦横に2回横断しなければならないが、スクランブル交差点では、一時的に車両をすべてストップさせるので、全方向に渡れる。例としては、渋谷駅前の交差点など。

 新たな敷設には信号の条件の変更が必要となる。車両用信号の赤の表示時間は長くなるが、頻度は著しく低くなる。

 対角線横断歩道はオーストラリア、日本、カナダ、ニュージーランド、イギリス、ドイツ、アメリカにすでにある。ロシアではカルーガで実験が始まったばかり。

 

元記事(露語)