サハリンでの戦いで死亡した日本兵6人の遺骨 祖国へ

サハリンのスミルヌィフで2日、1945年8月にサハリンでの戦いで死亡した日本兵の遺骨引渡式が執り行われる。

 1945年に南サハリンとクリル諸島での戦いで死亡した日本兵の捜索および埋葬は、1990年代初頭から始まった。1991年から2012年までに、第二次世界大戦時にサハリンで死亡した日本兵300人以上の遺骨が日本側に引き渡された。

  2013年は、スミルヌィフ地区での捜索作業で、日本兵6人の遺骨が発見された。スミルヌィフでは3日、日本兵の遺骨引渡式が開かれ、その後、遺骨の火葬が行われる。なお遺存状態のよい骨や歯の一部は火葬されず、日本でX線検査やDNA鑑定が行われる予定。

   遺灰は専用のカプセルに入れられて日本へ運ばれる。火葬のあと追悼供養が行われ、敬礼が送られる。

 

「ロシアの声」より転載

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