ムルマンスクのグリーンピース船に麻薬が見つかる

北極圏のペチョル海でロシアの石油採掘プラットフォームに侵入し逮捕された国際環境NGOグリーンピースの「アークティック・サンライズ」号乗員30人に対し、新たに麻薬の不法所持で提訴がなされる可能性がある。

 「訴状は書き換えられることになるかもしれない」と捜査当局のウラジーミル・マルキン氏。

   9月18日、「アークティック・サインライズ」号は石油採掘プラットフォーム「プリラズロムナヤ」に侵入を試み、国境警備隊によって阻止された。船はムルマンスクに曳航され、乗員30名(うち4人はロシア人)は逮捕された。ロシアの刑法227条2項によって、海賊行為で刑事告訴がなされる。同条項によれば、最大15年の禁固が科せられる。侵入者側は、プラットフォームに旗を立て、北極の環境保護を訴えたかっただけだ、と主張している。

 

(「ロシアの声」より転載)

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