ロシア、2020年までに自前の宇宙ステーション建設へ

ロシアは自前の宇宙ステーションの建造に踏み切る可能性がある。「ロシアの新たなステーション建設という問題が討議されている。学術研究機能のほかに惑星間探検、たとえば月や火星への有人飛行の基地としての機能も具備するものになる」。ロシアの宇宙ロケット開発当局の内部情報をインターファクスが伝えた。

 1986年、世界一の宇宙大国であったソ連は、多機能宇宙ステーションを稼動させた。「ミール」だ。14の宇宙探検隊がこのステーションを訪れた。ロシア人のほか、日本、英国その他の宇宙飛行士が足を運んだ。

  2000年、各種システムの故障が目立つようになった。ロシア政府は採算性なしと判断、「ミール」プロジェクトの閉鎖を決めた。2001年3月23日朝、「ミール(平和、ないし世界の意)」は太平洋に沈んだ。

 

(「ロシアの声」より転載) 

 


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