1986年、世界一の宇宙大国であったソ連は、多機能宇宙ステーションを稼動させた。「ミール」だ。14の宇宙探検隊がこのステーションを訪れた。ロシア人のほか、日本、英国その他の宇宙飛行士が足を運んだ。
2000年、各種システムの故障が目立つようになった。ロシア政府は採算性なしと判断、「ミール」プロジェクトの閉鎖を決めた。2001年3月23日朝、「ミール(平和、ないし世界の意)」は太平洋に沈んだ。
(「ロシアの声」より転載)
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