大使館員退避の決定は、リビアのムハムマド・アブデル-アズィズ外相が、首都トリポリのロシア大使に「リビア当局は、現段階において、ロシアの外交使節団の安全を保障できる状態にはない」と伝えた後、下された。
またロシア外務省は、ロシア市民に対し、リビアへの渡航を控えるよう勧告した。
大使館攻撃のきっかけとなったのは、ロシア女性がリビア人将校を殺害した事件で、亡くなった将校の親族や友人らがその「復讐」のため、ロシア大使館襲撃を決めた。
事件が起きたのは2日の夕方で、およそ60人が大使館を襲い占拠を試みた。
(「ロシアの声」より転載)
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