メドベージェフ首相は、国民の利益を目指す闘争や人権と自由の擁護、などといった言い訳のもとで、「内政へのひどい干渉が行われており、都合のよい政権をうちたてようとしている」と指摘しており、これは良い結果はもたらさないとの考えを示した。イラクでも状況は不安定のままで毎日数十人が命を落としている。さらにリビアは内戦状態で「中央政府の言うことを聞かないいくつかの州が存在している。」シリアでの動きは、収まることのない内戦状態に置かれた不安定な国家をさらに増やす恐れもある。
メドベージェフ首相は中東などでの欧米諸国の動きについて、食器屋で象が暴れているようなものだと指摘した。つまり、食器を割り、その後どうすればいいのか分からない状況に陥っている。シリアについては、「シリア国民自身が自らの問題を解決する必要がある。」と指摘した。
(「ロシアの声」より転載)
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