その昔キエフは、ウラジーミル大公によって治められていた。988年、正教はここから、ロシアの地に広まって行った。総主教キリルは、ウラジーミルがルーシのキリスト教化を開始した場所であるウラジーミルの丘について、「共通の精神的源」のシンボルであり、古代ルーシがキリスト教受容と共に受け入れた精神的価値観と正教のシンボルであると述べた。また総主教は、この祝日はロシア、ウクライナ、ベラルーシ、モルドワの民を結束させ「歴史的に共に存在する道を明るく照らし出している」と指摘した。
なおキエフでの祈祷式には、ロシア、ウクライナ、モルドワ、セルビア各国大統領の他、各正教会の指導者や代表者など約千人が参列した。
(「ロシアの声」より転載)
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