CIS諸国 チェルノブィリの悲劇の犠牲者を追悼

26日は、チェルノブィリ原発事故発生から27周年目にあたっている。この事故は「原子力の平和利用」の歴史において最大の破滅的人災となった。事故処理作業には、ソ連市民およそ80万人が動員された。

 25日から26日にかけての深夜、モスクワ中心部のスヴォロフスキイ辻公園では、追悼行動が行われた。消防自動車が、チェルノブィリ原子力発電所第4号炉が爆発した時刻である深夜1時23分、安全ライトを点滅させた後、参加者達は、消火作業に参加し亡くなった人々に対し黙祷を捧げ、亡き英雄を偲ぶシンボルとして、夜空に向け懐中電灯の光を放った。

 当時のウクライナ・ソビエト社会主義共和国にとって初の原子力発電所だったチェルノブィリ原発で1986年4月26日に起きた事故の結果、ウクライナの約4万1700平方キロ、ロシアの5万7千平方キロ以上、ベラルーシの4万6600平方キロ以上が、放射能に汚染された。これらの土地全体には、694万5千人もの人々が居住していた。

 2004年からCIS諸国では、4月26日は原発事故及び大災害の犠牲者を追悼する国際的な日とされている。なおロシアでは2012年から、この日は、原発事故及び大災害の処理に参加した人々の偉業を記憶し、犠牲になった人々を追悼する日となった。

 

(「ロシアの声」より転載)