ラブロフ外相は、先日行われた露米の首脳電話会談では、ボストンでのテロ事件の後、特務機関筋の協力を深化することへの関心が確認されたと言及した。
モスクワで開かれた記者会見では、ボストンで起こった爆発テロ事件の容疑者の1人が、以前ロシアを訪れた事実について質問が出されたが、ラヴロフ外相はコメントを避け、「米国とロシアの特務機関筋は、すでにこれについてしかるべきコメントを表しており、私からこの具体的なエピソードについて付け加えることは何もない」と語った。
米国の特務機関筋は、タメルラン・ツァルナエフ容疑者が、イスラム過激主義組織と関係を持ち、以前、北カフカスを訪れていた可能性があると考えている。一方でロシアの特務機関筋は、容疑者が北カフカスの地下組織と関係を持っていた可能性について調査しているが、その証拠は持っていないと伝えた。
(「ロシアの声」より転載)
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