カムチャッカ地方では4月の末、野生の渡り鳥に対する狩猟が解禁される。カムチャッカ半島には、日本などで越冬した173種もの鳥達が渡来する。毎春、同地方では、数百羽の雁、6万羽以上の鴨のみの狩猟が公式に許可されている。
ロシア農業監督庁の専門家らが、渡り鳥の放射能汚染検査を始めてから、今年で3年目になるが、それ以外に、狩人達は、自分達が仕留めた獲物が放射性に汚染されているかどうかを、監督庁の専門家に無料で調べてもらう事もできる。
これまでモニタリング実施期間中に、放射能汚染された渡り鳥が見つかった事はない。しかし、たとえわずかでも放射線量が適時発見されれば、人間の生命や健康に重大な影響を与えるのを避ける事ができる、としてモニタリングは注目されている。
(「ロシアの声」より転載)
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