メドヴェージェフ首相、下院で内閣の事業報告

メドヴェージェフ首相は17日、首相に就任してからは初めて下院(国家会議)で昨12年の内閣の事業報告を行なった。

 メドヴェージェフ首相は最初にロシアの現在の経済状況についての説明を行い、マクロ経済指標ではまずまずの状態にあると評価した。国の債務は全体として低いレベルにある。GDPは昨年3.4%伸び、実質給与の成長速度は最高8.4%まで加速化した。首相は失業率について、5.5%とロシアにとっては前代未聞の低い数値となったと語った。

   このほか、首相は2014年から固定資産税を導入し、このために政府は法的基盤をすでに準備したことを明らかにした。首相は地方、自治体へ追加的な全権を移譲することで、それらの収税ポテンシャルの効果的な拡大を図ると語っている。

   つづいて汚職対策について首相は、大統領から自治体職員まであらゆるレベルで行なわれなくてはならないと強調した。また重要事項として、年金受給年齢の引き上げを行なわないことを約束し、同時に受給年齢後に働き続けても市民に利益があるよう、政府は条件を整えると語った。

   身体障害者問題については、首相は13〜14年の間に1万4千人の障害者の特別雇用が創設されることを明らかにした。このほか、孤児の問題の解決について首相は、国民全体が取り組むべき課題と語っている。

   首相はまたロシア全土に蓄積された環境破壊問題は一刻も早く取り除かれねばならないと語り、「国土のおよそ15%が不完全な状態にある」と指摘している。

 

「ロシアの声」より転載)