捜査機関によれば、キーロフ州知事の補佐役を務めていたナバリヌィ氏は、2009年、同社の最高経営責任者と語らって、資産の横領を計画した。キーロフ州の予算は160億ルーブル(50万ドル超)の損失を被った。
開廷前から国内外の広い関心を集めた。メディア数十社から記者が派遣され、キーロフを訪れている。モスクワからも大勢の記者が訪れ、さらにドイツ、スウェーデン、カナダ、米国からも記者が訪れている。しかし、17日の討議は非常に早く閉廷した。裁判所は審理の開始を24日まで延期した。資料を読み込むため延期してほしいという弁護士団の頼みに応じた。
ナバリヌィ氏は数年前、Wikileaksと同様のシステムで活動するウェブサイトを立ち上げ、ロシアのソーシャルメディアで有名になった。ナバリヌィ氏はロシア市民に対し、ロシアにおける汚職の証拠となる書類を匿名で提供するよう呼びかけた。ナバリヌィ氏自身は、サイトの設置目的は「国家・地方公共団体の公金支出に統制を加える」ことだと説明している。
(「ロシアの声」より転載)
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