G8サミット 朝鮮半島和平問題とイランの核開発プログラムを議題

ロシアのラヴロフ外相は10日ロンドンのG8外相会議に出席し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、およびイランの核開発プログラム、シリア危機を巡る状況について話し合いに参加する。

 先立ってロシア外務省のアレクサンドル・ルカシェヴィチ報道官はこのG8外相会議について、アイルランドのロック・アーンで6月17-18日に開かれるG8サミットへむけた準備作業の鍵となる段階であるとともに、一年を通じて行われてきた作業サイクルの最も重要な場となると述べていた。参加閣僚らは政治の基本的問題のなかでは、国際テロ対策、大量破壊兵器の不拡散、通常兵器の違法取引、地域紛争を話し合うほか、英国のイニシアチブで軍事紛争時における女性に対する性的暴力の予防がテーマに取り上げられる。

   ルカシェヴィチ報道官は話し合いでは核不拡散問題により多くの注意が向けられるとし、「こうした問題はG8の作業の中では依然として戦略的方向性のものでありつづけている」と語った。

   報道官はさらに、中東、北アフリカ情勢、なかでもまずシリアが話し合われる計画であるほか、パレスチナ-イスラエル和平問題も議題に上げられていることを明らかにしている。

 

(「ロシアの声」より転載)

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